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去就質問はNG…なでしこ佐々木監督“ラストゲーム”へ「勝負にこだわる」

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 リオデジャネイロ五輪女子アジア最終予選を戦っている日本女子代表(なでしこジャパン)は8日、9日に行う最終戦の北朝鮮戦に向けた最終調整を堺市内で行った。リオ五輪への出場権を逃したなでしこだが、公開された冒頭の練習では時折笑顔も見られた。

 佐々木則夫監督の“ラストゲーム”になる可能性が高い。7日のベトナム戦後、日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長は「これからは新しい体制でスタートすることになる」と発言。後任の明言は避けたが、現在U-20日本女子代表を率いる高倉麻子監督を昇格させる人事を進めているものとみられる。

 去就に関する発言が注目されたが、試合前日ということもあり、北朝鮮戦に向けた質問のみが受け付けられた。佐々木監督は「結果的に消化試合になっていますが、代表で戦うということをみんなで考えてやってくれている。勝負にこだわってやるだけ。代表は勝たないといけない」と意気込みを語った。

 北朝鮮戦は9日、キンチョウスタジアムで19時35分にキックオフする。

(取材・文 児玉幸洋)
●リオ五輪女子アジア最終予選特設ページ

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