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[CL]C・ロナウドが1G1Aで8強に導く!! レアル、2試合連続完封でローマ撃破

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[3.8 欧州CL決勝T1回戦第2戦 R・マドリー 2-0 ローマ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は8日、決勝トーナメント1回戦第2戦の1日目を行い、レアル・マドリー(スペイン)とローマ(イタリア)が対戦。スコアレスで迎えた後半12分にFWクリスティアーノ・ロナウドの得点で先制したレアルが、同23分にMFハメス・ロドリゲスが加点して2-0の完封勝利を収めた。2戦合計で4-0としたレアルがベスト8進出を決めた。

 2月17日に行われた第1戦、ホームで0-2と敗れたローマは前半14分、左サイドを突破したFWモハメド・サラーのグラウンダーのクロスからフリーになったFWエディン・ジェコが狙うも枠を捉え切れず。さらに同28分にはジェコのスルーパスからPA内に進入したサラーが好機を迎えたが、このシュートも枠を外してしまった。

 一方のレアルは前半34分、左サイドでボールを受けたC・ロナウドが一気に加速すると、相手DFをかわして強烈な右足シュートを放ったが、GKボイチェフ・シュチェスニに弾き出された。その後もともにシュートまで持ち込む場面を創出したものの、ゴールは生まれずに前半終了のホイッスルが吹かれた。

 スコアレスのまま後半を迎えると後半5分、C・ロナウドのクロスからJ・ロドリゲスが放ったジャンピングボレーが好反応を見せたシュチェスニに阻まれ、直後にはカウンターを発動させたローマが決定機を迎えるもゴール前でフリーになったサラーのシュートはゴール右に外れた。

 両チームともに幾度となく決定機を生み出す中、レアルのエースがついに試合を動かす。後半19分、鋭い突破で右サイドを崩したFWルーカス・バスケスが送った弾道の低いクロスをC・ロナウドが右足で合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1点を先行したレアルはさらに4分後、鮮やかなカウンターから追加点を奪う。後半23分、MFトニ・クロースのパスを受けたC・ロナウドが左サイドを駆け上がるJ・ロドリゲスへとスルーパス。フリーでボールを受けたJ・ロドリゲスが左足でゴールを陥れてリードを2点差に広げた。

 その後、レアルに追加点こそ生れなかったものの、ローマの反撃をしのいで2-0の完封勝利。2試合合計4-0としてベスト8進出を決めた。首位バルセロナに勝ち点差12をつけられるリーガではタイトル獲得は絶望的、コパ・デル・レイではすでに敗退しているレアルにとって、残されたタイトルであるCL制覇に向けて一歩前進することになった。


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