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「ドルトムントは残り全勝が可能なチーム」ライバルを警戒するグアルディオラ

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 バイエルンは12日、ブンデスリーガ第26節でブレーメンをホームに迎える。翌週にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのユベントス戦が控えているが、ジョゼップ・グアルディオラ監督は目の前に集中している。

 バイエルンは前節、2位ドルトムントと引き分け、勝ち点5差をキープした。そのドルトムントは10日に行われたヨーロッパリーグでトッテナムを圧倒している。

 バイエルンは優勝して当然という見方があるものの、グアルディオラ監督はライバルが強力だと主張。だからこそ、ブレーメン戦を軽視できないと強調した。

 ドイツ『AZ』が、グアルディオラ監督の会見の様子を伝えている。

「ドルトムントがいかに優れているのか、昨日(10日)の試合で分かっただろう。彼らは残り9試合全勝することも可能だ。ブンデスリーガは最後の直線に入ったところで、我々にとってはすべての試合が決勝だ」

「まだ複雑な試合が残っている。ブレーメンは今シーズンで一番良い時期かもしれない。それからの4日間はユベントス戦に向けて準備だ。簡単な試合ではない。すべてのディテールが重要になってくる」

 ボールを支配するスタイルのバイエルン。カウンター対策は重要だ。

「カウンターをなるべく止めなければいけない。完全にコントロールすることは無理だとしても、ドルトムント戦の後半はうまくできた。その調子でブレーメン戦でもこなせたらと思う。ボールを失っても、取り戻さなければいけない。それはユベントス戦でも重要になる」

 ブレーメンではFWクラウディオ・ピサーロが絶好調だ。ドイツ『SZ』はペルー代表アタッカーを、“世界最高の37歳プレーヤー”と絶賛していた。だが、古巣との試合を前に筋肉を痛めて欠場が濃厚となってしまっている。

「彼がプレーできることを心から願っている。だが、(出場してくるなら)彼をペナルティーエリアに近づけてはいけない。彼は私が知る中で、ボックス内の動きがトップレベルのCFだ」

 2位ドルトムントは、13日にマインツと対戦だ。

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