またしても苦しい時期を迎えているマンチェスター・ユナイテッドに、さらなる大打撃?　負傷離脱中のFWウェイン・ルーニーの復帰が大幅に遅れる可能性があると報じられている。

　ルーニーは2月13日に行われたプレミアリーグ第26節サンダーランド戦でひざのじん帯を痛めて戦列を離れた。キャプテンを欠くチームはその間、新星マーカス・ラッシュフォードの登場などで一時は明るい兆しも見せたものの、最近2試合に連敗して再び状況は悪化している。

　ルーニーは今月末に予定されるイングランド代表の親善試合を欠場し、4月3日のエバートン戦で復帰できることが期待されていた。だがイギリス『ミラー』が独占情報として伝えたところによれば、回復の経過が思わしくないことが検査により確認されたのだという。

　ルーニーの復帰はさらに1か月ほど遅れる可能性があるとされている。復帰できるのはシーズンの最後の数試合のみということになるかもしれない。

　現時点では今季終了後のEURO2016出場が不安視されるほどではないとのことだが、苦難のシーズンを良い形で締めくくりたいユナイテッドにとってはあまりにも大きな痛手となりかねない。

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