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JFA大仁会長「今後もなでしこスタイルを貫くべき」 五輪予選は「出来る限りのことをした」

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 日本女子代表(なでしこジャパン)の佐々木則夫監督の退任会見が18日に行われた。会見には佐々木監督とともに、日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長も登壇。「今回のリオデジャネイロ五輪予選は大変残念だったが、これまでの佐々木監督の戦績は素晴らしいものがあった。しばらく休んでいただけるかは分かりませんが、感謝を申し上げたい」と佐々木監督の労をねぎらった。

 特に「なでしこスタイル」の構築を高く評価した。「今はなでしこスタイルを世界が真似している。女子のサッカーを佐々木監督が変えたと思っている」。今後についても「このスタイルを貫いていくべきだと思っている」と方針の継続を希望した。

 ただ世代交代を含め、今回のリオ予選は多くの課題が浮き彫りになった大会でもあった。今回の予選敗退を受けて、協会としてのサポートは十分だったかとの問いには「現場の要望に沿って、我々は出来る限りのことをした。これをやっておけばよかったということはないですね」と話した。
(取材・文 児玉幸洋)
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