アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、一部で報じられたパリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチ獲得の噂を否定し、「驚いた」とコメントしている。

　今シーズン限りでPSGとの契約が満了するイブラヒモビッチだが、34歳となってもまったく衰える気配はない。チームを早々とリーグアン4連覇に導き、3度目のリーグアン得点王もほぼ確実としている。

　今季終了後の去就も注目されるが、アーセナルOBのティエリ・アンリ氏は、イブラヒモビッチがアーセナルへの移籍を望んでいるようだとも話していた。フリーでの獲得が可能となることもあり、ストライカーの補強が必要とされるアーセナルが実際に獲得に動くのではないかとの憶測もあった。

　だがベンゲル監督はスウェーデン代表FW獲得の可能性を否定し、次のようにコメントしている。イギリスメディアが伝えた。

「現時点では関心はない。今の我々にはほかに心配すべきことがあるからね。目の前のことだ。ズラタンの件を考えてはいない」

「彼は34歳になってもPSGで素晴らしいシーズンを過ごしてきた。だが、そういう名前が(補強候補として)出てくることにただただ驚いているよ」

　今は来季の補強よりも、今シーズンのプレミアリーグ終盤戦に集中すべきかもしれない。現在3位のアーセナルは19日にアウェーでのエバートン戦に臨む。

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