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大金紛失、パーティー騒動、セックステープ流出…トラブル続きのクルーゼがドイツ代表除外

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 ドイツサッカー連盟(DFB)は21日、ヨアヒム・レーブ監督がボルフスブルクFWマックス・クルーゼをドイツ代表メンバーから外したことを発表した。ピッチ外での振る舞いが「プロフェッショナルではない」と批判している。

 ドイツメディアは先日、クルーゼが昨年10月、ベルリンでタクシーに乗った際、現金7万5000ユーロ(約940万円)を車内に忘れ、紛失したことを報じていた。大金を持ち歩いていた目的は明かされなかったが、望ましくない話題とあり、クルーゼはクラブから罰金処分を科されている。

 さらに、クルーゼは19日のダルムシュタット戦後、ベルリンのクラブで28歳の誕生日を祝った際に、写真を撮っていた女性から携帯電話を無理やり取り上げ、データを削除するというトラブルを起こしていたことも報じられた。

 ボルフスブルクのクラウス・アロフスGM(ゼネラルマネジャー)は、ドイツ『キッカー』で「誕生日を祝うことは問題にしていない。だが、新聞に載らない形で祝うことができるはずだ」とクルーゼを批判している。

 一連の騒ぎを受け、イングランドやイタリアとの国際親善試合にクルーゼを招集していたレーブ監督は、次のように選手に苦言を呈した。DFBの公式ウェブサイトが伝えている。

「クルーゼには先週、ピッチ内外で求めていることを明確に伝えたはずだ。私が望むのは、試合と試合の間もサッカーとEUROに集中する選手たちだ。週末の件は私が求めたことに矛盾する」

「マックスは再びプロらしからぬ行動で目立った。私は受け入れられない。EUROはもうそれほど遠くなく、チームには大きな目標がある。集中し、自分たちは模範だと自覚する選手たちが必要だ」

 さらに、DFBの発表の数時間後、ドイツ『ボルフスブルガー・アルゲマイネ』は、クルーゼが登場するセックステープがインターネットで出回っていると報じた。ボルフスブルク側はテープの存在が事実であることをすでに認めており、『シュポルト1』によれば、22日に声明を出す予定という。
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