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全得点に絡んだ南野「自分たちのサッカーができたことは自信になる」

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[3.25 国際親善試合 U-23日本代表 2-1 U-23メキシコ代表]

 オーストリアの強豪ザルツブルクで活躍するFW南野拓実が献身的な動きで先制点の起点となり、2点目も挙げ、全得点に絡む活躍でU-23日本代表を勝利に導いた。

 日本はアジア王者として迎えた初戦でロンドン五輪王者のU-23メキシコ代表と対戦。前半2分、高い位置で南野がスライディングでボールを奪うと、MF中島翔哉(FC東京)がPA内に持ち込んで左足を振り抜く。ボールは相手DFに当たりながらもゴールマウスに吸い込まれ、スコアを1-0とする。さらに同33分に中島の鋭い縦パスをFW久保裕也がヒールでつないで、走り込んだ南野が冷静に右足でゴールに流し込んだ。

 2-0で前半を終えた日本は、後半に1点を返されるなど劣勢が続いたが、1点を守り抜いて2-1で勝利をおさめた。試合後のインタビューで南野は、「オリンピック前回王者のメキシコ相手に自分たちのいいサッカーできたことは自信になる」とメキシコから金星獲得に胸を張った。

 今回のポルトガル遠征には22人を招集したが、本大会の登録人数は18人。さらにはオーバーエイジ採用の可能性もある。「前回もオーバーエイジの選手が招集されていた。今回もそういうことは考えられるが、その中で僕たちとしてはメンバーに入ることを考えているし、そのためにアピールできればいいと思う」。五輪メンバー入りへの戦いは始まったばかり。限られたアピールチャンスを生かし、生き残りを目指す。

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