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「これから巻き返します」徳島が讃岐との“東四国クラシコ”を制し今季初勝利

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[3.26 J2第5節 讃岐1-2徳島 ピカスタ]

 徳島ヴォルティスカマタマーレ讃岐との“東四国クラシコ”を2-1で制し、今季初白星を飾った。

 今季のここまでの成績は讃岐が3勝1分、徳島が1分3敗と対照的な両チームの対戦。前半はスコアレスで折り返したが、後半立ち上がりに試合が動いた。

 後半4分、徳島はカウンターからDFエブソンのハンドでPKを獲得。キッカーのMF内田裕斗が冷静にゴール左隅に流し込み、先制に成功する。さらに同8分、左サイドのDF冨田大介が上げたクロスをFW山崎凌吾がヘッドで落とし、MF木村祐志が左足ボレーを叩き込み、スコアを2-0とした。

 2位につける讃岐も反撃に出る。後半24分、途中出場のDF橋内優也が右サイドから上げたクロスをエブソンがヘッド。下がりながらうまく合わせたボールはゴール左に吸い込まれ、1-2と反撃ののろしを上げる。しかし、その後はシュートの精度を欠き、同点ゴールを挙げることができないまま試合は終了。讃岐は今季初黒星を喫した。

 徳島は、今季から監督に就任した長島裕明監督にとってもうれしい初勝利となった。試合後のインタビューで長島監督は、「ようやく初勝利できてホッとしている。自信をもって今までやってきたことをしっかり出そうと、今週は準備をして、あまり相手を意識しないで自分たちの力を信じてやってきた。それが良かったのかもしれない。選手を誇りに思う」と選手たちを称え、サポーターには、「色々ご心配かけてすみません。これから巻き返しますので、引き続き熱い応援をお願い致します」と何度も頭を下げていた。

●[J2]第5節 スコア速報

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