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クライフと対面したときの思い出語る本田「常識を覆した人」

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 29日のW杯アジア2次予選・シリア戦(埼玉)に向けて合宿中の日本代表FW本田圭佑(ミラン)が26日の練習後、報道陣の取材に応じ、24日に死去した元オランダ代表のヨハン・クライフ氏について言及した。

 25日、自身の公式サイトに英文の追悼メッセージを寄せた本田は08年から09年までの2年間、オランダのVVVでプレー。オランダ2部でMVPを獲得した当時の活躍が評価され、NPO法人ヨハン・クライフ財団から高校時代を過ごした石川県金沢市に「本田圭佑クライフコート」が寄贈された。

 そうした縁もあって、「そこまで親しい間柄ではないけど、(公式サイトで)コメントさせてもらった」と述べた本田は、3年前に会ったときの思い出を語った。

「バルセロナの病院で初めて会って、いろんな話をした。クライフコートのお礼もしたし、『なぜここにいるんですか?』と聞いたら、『先週、スコットランドでゴルフをしていて腰を痛めたんだ』と。本当かどうかは分からないですよ」

 オランダでプレーしているときから「クライフの話はよく聞いていた」という本田。「世界のサッカーにとって大きな損失であるのは間違いない。(サッカーの)常識を覆した人だと思う」と故人を悼んだ。

(取材・文 西山紘平)

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