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熊本が単独首位浮上!敵地で長崎に快勝「一戦一戦大事に」

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[3.26 J2第5節 長崎-熊本 長崎県立]

 ロアッソ熊本が敵地でV・ファーレン長崎を2-0で下した。勝ち点を13に伸ばした熊本。得失点差でC大阪を上回り、単独首位に浮上した。長崎は4戦未勝利となった。

 16時開始の試合でC大阪が引き分けていたため、熊本は結果次第では首位返り咲きを狙える状態でキックオフを迎えた。その熊本は開始9分で先手を奪うことに成功する。ボールが右サイドに展開されると、DF藏川洋平が一人をかわしてクロス。ニアに詰めたMF清武功暉が難なく押し込んだ。

 追加点は前半41分、カウンターからチャンスを作ると、エリア内でFW平繁龍一が倒されてPKを獲得。これを平繁自らが沈め、リードを2点に広げた。

 守っても前節の北九州戦では初失点を喫したが、今季すでに3試合で完封している守備陣が安定。自チームを上回るシュート13本を打たれたが、ゴールを割らせることはなかった。

 昨季より熊本でプレーする平繁だが、昨季はコンディションが整わなかったこともあり、わずか1得点と不本意なシーズンを過ごした。ゴールは昨年4月1日の徳島戦以来、360日ぶり。「これからもっと得点を重ねていきたい」と意気込む平繁。チームも単独首位に浮上し、「チーム全員がいい意識で守備も攻撃も出来ている。一戦一戦大事に戦って、ポイントを積み重ねていきたい」と手ごたえ十分といった様子だ。

●[J2]第5節 スコア速報

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