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逆転弾の好機をフイにされたが…エジプト代表FW「試合終了の笛を吹かれて神様に感謝した」

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 ナイジェリア対エジプトのアフリカ・ネーションズカップ予選は、ホームのナイジェリアの観客の多さが話題となった。終了間際に逆転弾に迫っていたエジプト代表FWモハメド・サラーは、ゴールを決める前に試合が終了したことで安堵したと明かしている。

 25日に行われた一戦では、収容人数を大幅に上回るナイジェリアのファンがスタジアムに駆けつけ、照明に登ってまで試合を観戦するなど異様な光景が大きな注目を集めた。

 試合は60分にナイジェリアが先制したが、90分にサラーのゴールでエジプトが同点とする。さらに3分のアディショナルタイムも終わろうとしていた矢先、エジプトは逆転ゴールのチャンスを迎えた。自陣からのロングボール一発でサラーが抜け出したのだ。

 そのままゴール前まで迫れば、相手GKと1対1という絶好のチャンス。だがその瞬間、主審がタイムアップの笛を吹く。エジプトの選手たちは抗議したが、判定が覆るはずもなく、試合は1-1のタイスコアで終了した。

 グループGの首位エジプトは、3試合を終えて2位ナイジェリアと勝ち点2差。逆転に成功していれば、この差を5に広げることができた。

 だが、ローマに所属するサラーは、『Al-Ahram Daily』で次のように述べている。

「終了の笛が吹かれて、安堵のため息をついたよ。ボールを受け、逆転弾につながるゴールへと向かっていたときは怖かった」

「もしも逆転ゴールを決めていたら、ファンがどんな反応をしたか分からなかった。だから、試合終了のホイッスルが吹かれて、僕はすぐに神様に感謝したよ」
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