beacon

[MOM1741]愛媛U-18DF三輪田竜生(新2年)_基礎の部分から磨かれてきた期待のCB、完封勝利に貢献

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.29 ミズノカップIN香川予選リーグCパート第1節 各務原高 0-1 愛媛FC U-18 瀬戸大橋記念公園球技場コート2]

 完封発進した愛媛FC U-18。その最終ラインで存在感を示したのがCB三輪田竜生(新2年)だ。「ピッチが悪い中、相手も結構背後を狙ってくるチームだった。DFラインとして背後の対応しなければいけなかったので大変だったんですけど、無失点で抑えることができて、その結果チャンスで決めることができて、大きい1勝だと思います」と笑顔。1-0での勝利を素直に喜んでいた。

 この日はグラウンドが硬くボールが跳ねやすい状況。179cmの高さと跳躍力を活かしたヘッドが武器の三輪田はいつもならば、頭で繋ぐことを意識しているが、リスクを避けるためにある程度距離を飛ばすことも考えながら、相手の攻撃に対応した。「空中戦では負けない自信がありますし、カバーとかは自信があります」というCBは武器をしっかりと発揮して完封勝利に貢献。チームを白星スタートへ導いた。

 三輪田はCBへ転向してまだ1年ほど。その三輪田をCBとして起用し続けた青野大介監督は「最初は片足のジャンプヘッドすらできなかった」DFの成長を認め、「彼は頭もいい。期待しています」と守備の柱としてさらに飛躍することを期待していた。現在は179cmだが、181cmの父親、母親も身長が高いというだけにより身体が大きくなって、ピッチで強さを発揮する可能性もありそうだ。

 中体連の宇和島南中から雰囲気の良さなどを感じて愛媛U-18へ加入。将来のトップチーム昇格については「もちろん目指してやっています」と言い切った。「当たり負けしない、もちろん空中戦でも負けない、強い選手になっていきたい」という理想の姿に成長を遂げ、チームを勝たせる存在となり、目標のトップ昇格を果たす。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
第4回ミズノカップU-18 IN うどん県(香川)2016特集ページ

TOP