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21年ぶりのイタリア撃破を喜ぶレーブ「クレバーなプレーだった」

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 ドイツ代表は29日、国際親善試合でイタリア代表にホームで4-1と勝利した。ヨアヒム・レーブ監督は満足感を表している。

 26日の国際親善試合では、ホームでイングランドに2-3と逆転負けしたドイツだが、この日は前半に2点を先行してからも気を緩めず。後半も2ゴールを加えて勝利した。

 ドイツがイタリアに勝利したのは、1995年以来、じつに21年ぶりのこと。レーブ監督は試合後、ドイツ『ARD』で次のように述べた。

「イタリアには長い間、勝ててなかったからね。今日は全体的にクレバーにプレーして、うまく守れたと思う。攻撃も良く、チームのプレーには満足しているよ」

「イングランド戦では、2点を先行したが情熱と信念が少しばかり不足していた。最後のもう一歩をいかず、集中力も欠いていたんだ。それを教訓とし、今日は試合を通じて集中したプレーを見せ、最後まで規律を守ることを重視した」

 MFトニ・クロースとMFメスト・エジルには賛辞を寄せている。

「非常に良かった。2人ともボールを扱う能力がものすごく高く、プレーが上手いからね。もちろん、彼らは常にボールを受けられるように動いているしし、競り合いにも勝てる。イタリアは高い位置で守るから、それに対する解決策が必要だったんだ」

「今日は3バックを採用したため、攻撃でアクセントを与える選手を中盤に置いた。サミ(・ケディラ)に関しては、残念ながら筋肉に軽い問題を抱えていたので、リスクを冒したくなかったんだ。だが、プレーしたみんなは全員役割をしっかりと果たし、規律正しくプレーしたね」

 バイエルンで出場機会に恵まれていないFWマリオ・ゲッツェも、チームの2点目となるゴールを決め、さらに3点目にも絡むなど決定的な仕事をした。

「マリオは長い間、離脱していた。バイエルンではあまり出場できなかったことも、私は理解できるよ。バイエルンは最強のチームだし、体調が良くて、リズムに乗っている選手たちが優先される。だが、マリオはここ数週間、一生懸命に取り組んで、居残り練習もしてきたんだ。今日は報われたね。自信を少しつけられたことを望んでいるよ」

 EUROの招集メンバーについては、まだ決めていないと強調した。

「もちろん、ドアはまだ開いている。ケガなどで選手が離脱する可能性もある。以前も話したように、若手も何人か視野に入れているよ。彼らは良いプレーを見せてきた。ここで名前をあげる必要はないだろう。激しい競争となるが、我々はそのような競争を歓迎している」


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