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宮市の復活に仲間たちも感激 「リョーの出場には鳥肌が立った!」

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 ザンクト・パウリFW宮市亮は、1日に行われたウニオン・ベルリン戦でドイツデビューを飾った。長い負傷離脱を乗り越えての出場に、チーム内からも感激の声が上がった。

 宮市は昨夏、アーセナルからザンクト・パウリに加入した。だが、開幕前に左ひざを負傷。長期離脱を余儀なくされた。

 手術とリハビリを経て、宮市はついにブンデスリーガのピッチに立った。2部での交代出場ながら、新たな一歩を踏み出した。

 復活までの過程を見てきた仲間たちにとっても、うれしい瞬間だったようだ。チームメートのDFラッセ・ソビエクは、クラブ公式サイトにこう語っている。

「リョーが入った時、鳥肌が立ったよ。皆、ザンクト・パウリでの彼の初の公式戦に一緒に出場できたことを喜んでいるさ! (負傷明けでも)怖がらずに競り合いに入れたところも良かったね」

 また、エーワルド・リーネン監督も会見で以下のように話した。いきなりのフル出場の可能性は否定しつつ、「以前より強くなったし、身体的には引き締まったという印象を受けている」などと現在の宮市の印象を語っている。

「今の状態が続くことを祈っているよ。ここ数週間、彼は練習に参加し、うまくやってきた。短時間の途中出場だったが、彼にはそういうことが必要だと見て取れたと思う。ゲームの雰囲気、タイミングの感覚を取り戻さなければいけない。ベンチではできないことだからね」

「だから、こういう形で起用していくことになるだろう。彼にとって、新シーズンに向けて大事なことだと思うからね。だが、90分プレーすることを今考えても、意味がない。我々は彼が健康で、徐々に調子を上げてくれることを喜ぶべきだ」

 他チームより一足早く第28節を戦ったザンクト・パウリは現在、暫定4位。入れ替え戦出場となる3位につけるニュルンベルクを勝ち点7差で追っている。

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