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ブンデス100試合出場の香川、途中出場で逆転の口火切る同点弾!

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[4.2 ブンデスリーガ第28節 ドルトムント3-2ブレーメン]

 ブンデスリーガは2日、第28節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでブレーメンと対戦し、3-2で逆転勝ちした。リーグ戦は3試合ぶりに先発から外れた香川は後半29分から途中出場。1-2の同32分に2試合ぶり今季6点目となる同点ゴールを決め、逆転勝利の口火を切った。

 試合は後半に激しく動いた。後半8分、ドルトムントはカウンターからMFヘンリク・ムヒタリアンのスルーパスを受けたFWピエール・エメリク・オーバメヤンが右足のチップキックでゴールネットを揺らし、先制点。ところが、後半24分にCKからセカンドボールを押し込まれ、1-1の同点に追いつかれる。

 迎えた後半29分、MFエリック・ドゥルムに代わって香川がピッチに入る。ブンデスリーガ通算100試合目の出場となった香川。直後にチームは左サイドを突破され、逆転を許したが、3分後の後半32分だった。ムヒタリアンからのスルーパスに走り込んだDFマルセル・シュメルツァーが左サイドからマイナスに折り返し、ゴール正面の香川が左足でシュート。香川の2試合ぶり今季6ゴール目が決まり、2-2の同点に追いついた。

 3月29日のW杯アジア2次予選・シリア戦(5-0)では2ゴール1アシストを含む4得点に絡む活躍を見せた香川。その勢いのままにゴールを奪うと、さらに後半37分、ムヒタリアンの右CKを途中出場で入ったばかりのFWアドリアン・ラモスがダイビングヘッドで押し込み、3-2と勝ち越しに成功した。

 劇的な再逆転勝利で3連勝を飾ったドルトムント。首位バイエルンとの勝ち点差5をキープし、来季のUEFAチャンピオンズリーグに本戦から出場できる3位以内も確定。2016年公式戦無敗(14勝2分)を守り、7日のEL準々決勝第1戦・リバプール戦へ弾みをつけた。

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