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首位ひた走るレスターが20勝目! 4戦連続ウノゼロで2位と7差に…日本人対決は実現せず

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[4.3 プレミアリーグ第32節 レスター・シティ1-0サウサンプトン]

 プレミアリーグは3日、第32節2日目を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでDF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦し、1-0で勝利した。先発出場の岡崎は後半19分までプレー。ベンチスタートの吉田は出場機会はなく、日本人対決とはならなかった。

 首位レスターは多くの選手が代表に招集されたが、いつもの11人がスターティングメンバーに名を連ねた。前日の2日に2位トッテナムがリバプールと引き分けたため、勝利すれば勝ち点差は「7」に広がる。序盤から押し気味に試合を進めたレスターは前半11分、FWジェイミー・バーディが右から折り返すと、ニアに走り込んだ岡崎が右足ヒールで合わせるも、相手DFのブロックに阻まれた。

 サウサンプトンも徐々に攻勢を強めると前半31分に決定機が訪れる。FWグラツィアーノ・ペッレのスルーパスに抜け出したMFサディオ・マネが独走し、GKカスパー・シュマイケルをかわして右足シュート。しかし、マネに並走し、GKシュマイケルのカバーに入ったDFダニー・シンプソンのブロックに遭い、先制のチャンスを逃した。

 押し込まれる時間帯が続いたレスターだが、前半38分に試合を動かす。左サイドからDFクリスティアン・フクスが上げたアウトスイングのボールをDFウェズ・モーガンがヘディングシュート。セットプレー流れで相手ゴール前に上がっていたジャマイカ代表DFがゴール左隅に突き刺し、先制のゴールネットを揺らした。

 後半15分、レスターはカウンターから右サイドのMFダニー・ドリンクウォーターがGKとDFの間に鋭いクロスを送る。すると、DFジョゼ・フォンテがカットしたボールがループシュートのようにゴール方向に飛び、決まったかに思われたがGKフレイザー・フォスターが懸命に弾き出し、オウンゴールとはならなかった。

 レスターは後半26分にもチャンスが訪れる。ドリンクウォーターのヒールパスでPA内左に抜け出したバーディがゴールライン際からマイナスに折り返す。GKフォスターもニアに引きつけられ、ゴールは完全に空いていたが、シンプソンが放った右足シュートはGKフォスターに止められ、なかなかリードを広げることができない。

 最後まで追加点を狙ったレスターは、GKフォスターのファインセーブなどでゴールネットを揺らすことはできなかったものの、集中した守備で反撃を許さず、1-0で逃げ切り勝利。20勝目となったレスターは4試合連続の“ウノゼロ”で4連勝とし、6試合を残して2位トッテナムとの勝ち点差を「7」に広げた。

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