beacon

ハノーファー、就任後11戦10敗で監督交代…「新たな刺激を」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 MF清武弘嗣、DF酒井宏樹、MF山口蛍の所属するハノーファーは3日、トーマス・シャーフ監督が退任した発表した。併せて2名のアシスタントコーチもチームを去る。後任としては、U-19チーム監督のダニエル・シュテンデル氏が今季限りは指揮を執ることに決まった。

 今季の開幕から第17節までで4勝2分11敗の勝ち点14で17位に沈んでいたハノーファーは、ミヒャエル・フロンツェック元監督を解任し、昨年12月28日にシャーフ氏が新たに監督へ就任していた。

 しかし後半戦も結果は出ずにシャーフ氏の就任後は11試合を戦い、1勝10敗という結果。今季も残るは6試合となり、入れ替えプレーオフ圏の16位とは勝ち点10差の最下位。降格はほぼ決定的な状況となっている。

 クラブ公式サイトでマルティン・バーダーCEOは声明を発表。「我々にとってこれは、決して簡単な決断ではなかった。トーマスはこれまで常に精力的に目標を掲げて仕事に取り組んでいた。コーチ陣とともに、結果を残すために様々な手を尽くしていたんだ。しかし残念ながら、それは成功にはつながらなかった」とコメント。

「16位まで勝ち点10差という状況は、残留へ向けて理論上の可能性が残されているだけではある。それでも直近11試合で10敗目を喫した後、このような形でシーズンを終わらせたくないと強く感じ、監督交代によってチームへ新たな刺激をもたらそうという結論に至った」

 ハノーファーは8日に敵地で3位・ヘルタと戦い、その後は4位・ボルシアMGと対戦。中位の3チームと対戦した後は、最終節では敵地でバイエルンと戦う。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2015-16特集

TOP