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メッシの家族が「パナマ文書」の疑惑を否定 バルセロナも支持

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 バルセロナFWリオネル・メッシの家族が、脱税目的でパナマに会社を設立していたという疑いを否定した。さらに、バルセロナはメッシ・ファミリーを支持すると声明を出している。

 先日、パナマの法律事務所の過去40年にわたる業務内容に関する資料を国際調査報道ジャーナリスト連合と南ドイツ新聞が入手し、世界の著名人がタックス・ヘイブン(租税回避地)で資産を運用していることが大々的に報じられた。

 そのうちの一人が、メッシであると伝えられている。メッシはスペイン税務当局に脱税の疑いで告発された直後、2013年6月にパナマに新会社を設立していたようだ。

 この疑惑について4日、メッシの家族が声明を発した。

「リオネル・メッシが『脱税を新たに試みる』ために新法人を所有したとの複数メディアの報道について、我々メッシの家族は、リオネル・メッシがそのような行為をしていないことを明確にしていきます」

「報道にあったパナマの法人は、メッシ家族の前の会見顧問の計画に由来しており、一切活動しておらず資金もありません。そして当時の税関係で生じた出来事はすべてが正常化しています。我々は肖像権で生じたすべての収入をスペインの財務省に申告しております」

「報道は実際の状況とかけ離れているものです。報道は単なる憶測と、部分的で客観性を欠いた資料を基としており、暴露することにおいてメッシの名字と選手の有名性の利用したのです。我々はこのニュースを広めたメディアへの法的措置を弁護士と検討しています」

 メッシの所属クラブであるバルセロナは、この声明を受けて、このように発表した。

「クラブはメッシ・ファミリーが今日発表した声明における結論を信頼してます。我々はパナマ文書に関する書類が公開されたときから、選手及びその家族に対して親愛と団結の気持ちを伝えていました」

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