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途中出場の木島兄が劇的弾! 讃岐が好調・岐阜との激闘制し3戦ぶり白星

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[4.9 J2第7節 讃岐3-2岐阜 ピカスタ]

 カマタマーレ讃岐FC岐阜の一戦は、土壇場で勝ち越しゴールを決めた讃岐が3-2で接戦を制した。讃岐は3試合ぶりの白星。一方の岐阜は連勝が4でストップした。

 試合は開始9分で動く。讃岐は左サイドでFKを獲得。MF高木和正が左足で蹴り出したボールはカーブしながら最終ラインとGKとの間を抜け、PA内右に走り込んだMF永田亮太が滑り込みながら右足で合わせ、早々に讃岐が先制した。

 クラブ初のリーグ5連勝を目指す岐阜。前半31分、左サイドからFWレオミネイロが上げたクロスを相手と競り合いながらMF風間宏矢がヘッドで合わせるもわずかに枠を外れる。同43分には風間の右CKは相手にカットされるが、こぼれ球に反応したMF高地系治が左足で狙うも惜しくもゴール左に逸れ、前半のうちに同点に追いつくことはできなかった。

 すると、讃岐が後半開始早々に追加点を挙げる。後半7分、FW木島徹也が右に展開したボールを高木がダイレクトで中央に入れる。これがゴール前の密集地を越えてファーサイドでフリーで待っていたFW馬場賢治のもとへ。馬場が振りかぶって合わせた右足ボレーはGK高木義成の手を弾いてゴールネットを揺らし、2-0とした。

 2点ビハインドとなった岐阜のラモス瑠偉監督はMF田中パウロ淳一とFW瀧谷亮を同時投入。攻勢を強めると後半19分、右サイドからDF益山司が上げたクロスは相手DFにクリアされるも、これにいち早く反応したFW鈴木ブルーノがPA内右から右足ボレー。ニアの狭いスペースを抜けてゴールに突き刺さり、1点差とした。

 さらに前への圧力を強める岐阜は後半34分、左サイドのレオミネイロが高地をおとりにクロスを供給。フリーで走り込んだ鈴木ブルーノがヘッドで合わせ、山なりのシュートが右サイドネットに吸い込まれ、2-2と試合を振り出しに戻した。

 試合はこのまま終了かと思われたが、相手のパスミスから途中出場のFW木島良輔が右足ミドルシュートをゴール右隅に流し込み、3-2。後半は劣勢だった讃岐が土壇場で勝ち越しに成功し、ホームで好調の岐阜を撃破した。試合後のインタビューで木島良は、「なかなか出番が少ないですけど、結果を残せて良かったです。(サポーターは)全然たくさんじゃないですけど、目標は大きくいきましょう。少ないと思うのでみなさんで頑張りましょう」と更なる応援をお願いした。

●[J2]第7節1日目 スコア速報

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