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[MOM1752]C大阪U-18MF鈴木冬一(1年)_プレミア&長居デビュー戦で2発!「凄いと思われる選手に」

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.9 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 C大阪U-18 3-2 大分U-18 長居]

「サポーターに『上手い』と思われるよりも『凄い』と思われる選手になりたい、と昔から思っています」。セレッソ大阪U-18はプレミアリーグデビュー戦となったU-16日本代表の1年生MF鈴木冬一が2ゴールの大暴れ。「高円宮杯の決勝で決めたり、結構『ツイてる』と言われる」と笑った鈴木はC大阪トップチームのホームスタジアムであるヤンマースタジアム長居で初めてプレーした試合でいきなり2得点を挙げ、まさに「凄い」と思わせるプレーをしてのけた。

 結果を出すことにこだわっていた。「きょうメンバー発表があって、スタメンと決まった時に絶対に結果残すぞと心の中で誓って。昨日お父さんとも『出たら結果にこだわれ』と話していたし、きょうは結果にこだわって得点という形で終われて良かったです」。右MFとして先発した鈴木は立ち上がりからワンツーでPAへ割って入ったり、縦へのドリブルを見せる一方、食いついてくるDFを1タッチのパスで剥がしてまた受けなおして仕掛けるなど攻撃のポイントになっていた。

 そして迎えた前半24分、味方が上手くつくり出してくれたスペースに飛び込んでスルーパスを受けると、そのまま右足で決めて先制点。両手拳を握りしめて「トラップしてからイメージ通りに決められた」というプレミア初ゴールを喜んだMFは、1-2の後半39分には右サイドを破ったFW林部晃己の折り返しにDFのマークを振りきって走りこみ、同点ゴールを決めた。「あそこのスペースには絶対に走るという気持ちで走って決められて良かったです」。この日は他にもロングフィードを絶妙なファーストタッチでコントロールしてシュートへ持ち込むなど危険な存在であり続けた。

 緊張で硬くなっていた部分もあるというが、「相手もとても身体大きくて強いのでどれだけ自分のタッチ数を少なくしてドリブルという特長を出せるか意識していました。SBの人がボクについてきたので1タッチで剥がしたり、時間作ってまたもらいに行ったりすることを意識しました。味方が動き出してくれたり、ボクの動きを見てくれたりしてくれる。プレーしやすかったです」。周囲に活かされながら走り回ったMFはU-16日本代表の森山佳郎監督が視察に訪れた試合でその存在を大いにアピールした。「森山さんは『今年の代表は試合慣れしている選手しか選ばない』と言っていたんで、そこはスタメンで出してもらって結果も出したんで良いアピールになった」。

 試合に出るからには年齢は関係ないという思いがある。「チームが勝つこと、チームに貢献することを考えて」注目ルーキーは結果を残し続け、誰もが「凄い」と思うような選手になる。

(取材・文 吉田太郎)
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