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[関東]静学出身・順大MF旗手がデビュー、4年後のプロ入り&東京五輪を見据える

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[4.9 第90回関東大学リーグ1部・第2節 早稲田大2-1順天堂大 味フィ西]

 上々のデビューとなった。静岡学園高出身の順天堂大MF旗手怜央(1年=静岡学園高)は、1-2で迎えた早稲田大戦の後半30分から途中出場を果たして大学リーグデビュー。チームは敗れたものの、約15分のプレー時間で幾度もボールに触れては、縦への突破で見せ場もつくった。

 試合後、ルーキーMFは「初めての大学リーグで緊張した部分はあったんですけど、自分で思っていた以上にボールに触れることが出来ました。チームが負けたので良くは無かったんですけど、楽しくプレー出来たのは良かったです」と手応えを口にした。

 投入直後には、右サイドでボールを受けると迷うことなくドリブル突破。最後はDFにカットされたものの、鋭いドリブルでPA内へ切れ込んでチャンスメイクし、CKを獲得した。このシーンを振り返った旗手は「ああいう風にPA内で仕掛けるのが自分の武器なので。それを一番最初に出来たのは良かったと思います」と振り返る。

 大学リーグ開幕前の3月24日から29日にかけては、日本高校選抜の一員として、デュッセルドルフ国際ユース大会へ参加。3位決定戦のトッテナム戦でもゴールを挙げた旗手は、大会ベストイレブンに選出されただけでなく、ベストFWの個人賞も受賞した。

「チームとして3位、個人的にはベストFWという賞ももらえて、すごくいい大会でした。相手選手も自分たちと違って、お金をもらっているようなプロ契約しているような選手ばかりだったので、サッカーにかけているような思いをすごく感じて。自分もそういうところを見習おうと強く思いました」

 海外遠征で様々な刺激を受けての帰国後、周りの一年生からはやや遅れる形で本格的に大学生活はスタート。「先輩たちもすごく優しくて、チームなんですけど家族のような温かい感じです」とこれからの4年間を過ごす順天堂大を表現しつつも「でも練習からもっと雰囲気というか緊張感を持ってやれれば、よりいいチームになれると思うので。そういうのを自分から発信していければと思います」と言い切った。

 1年生ながらそれだけの覚悟を持っているのも、4年後に夢を実現させるために他ならない。「自分はこの4年間で経験を積んでプロになるのが目標なので。そういうことも自分から発信してやっていかないと、プロにはなれないかなと思うので」と話すように明確な目標を胸に先を見据えている。

 昨季の順天堂大ではFW名古新太郎(2年=静岡学園高)がルーキーイヤーながら5得点を挙げた。静岡学園からの先輩でもある名古の背中を追う旗手は、大学1年目の目標について、「名古さんが1年生のときに5点決めたと聞いたので、自分はそれに負けずに5点以上取りたい」と誓った。

 また4年後のプロ入りだけでなく、旗手には2020年の東京五輪出場という大きな目標がある。代表入りを虎視眈々と狙うMFは「今後は東京五輪もあるので、そこへ向けて、まずはこの一年間でしっかりとアピールしていければと思います」と力を込めた。

(取材・文 片岡涼)
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