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中国が成長戦略を発表 「2050年までに世界サッカーの超大国に」

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 中国サッカー協会(CFA)は11日、2050年までに世界のサッカー界の超大国の一角となることを目指すという成長戦略を発表した。

 世界一の人口を誇り、サッカーにおいても巨大なポテンシャルを秘めているとして注目されてきた中国は、特にクラブレベルにおいてサッカー界での存在感を増しつつある。今年の冬の移籍市場ではMFラミレスやFWジェルビーニョ、FWジャクソン・マルティネス、MFアレックス・テイシェイラなどビッグネームが次々と中国へ渡って大きな話題となった。

 CFAが公式ウェブサイトで発表したプランによれば、同国は2020年までにサッカーに関わる人口を5000万人まで増加させるとともに、2万か所のトレーニングセンター、7万面のグラウンドの設置を目指すという。

 2030年までには人口1万人あたり1面のサッカーグラウンドを設置し、男子代表チームはアジアのトップクラスに、女子代表チームは世界のトップクラスに位置づけられることが目標とされている。最終的には、2050年までに「サッカー界のトップクラスの超大国」となることを目指すという長期的プランだ。

 クラブレベルでは巨額の投資を背景として存在感を強める一方で、男子の中国代表チームはこれまで2002年ワールドカップに一度出場したのみと、大きな成功を手にすることはできていない。2018年ロシア大会に向けたアジア予選では最終予選進出を果たしており、12日に行われる組み合わせ抽選で日本代表と同グループとなる可能性もある。
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