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前回遺恨残した韓国とイラン、最終予選再び同組に…韓国メディア「プライドをかけた勝負」

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 再び同組で火花を散らすことになった。12日に行われたロシアW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会で、韓国代表とイラン代表が同じA組に組み込まれた。この両チーム、前回ブラジル大会の最終予選で対戦した際に遺恨が勃発している。

 14年ブラジルW杯アジア最終予選A組最終節。1位で迎えた韓国はホームで勝ち点1差の2位イランと対戦した。試合は後半15分に均衡を破ったイランが1-0で勝利し、逆転で予選1位通過を決めた。

 韓国は3位ウズベキスタンに勝ち点で並ばれたものの、得失点で上回ったことで辛くも本大会の出場権を手にした。しかしホームでの敗戦に試合後のスタジアムは騒然とした雰囲気に包まれた。

 そこで事件が起きた。喜ぶイランの選手が韓国ベンチの前を通った際に、韓国代表のスタッフとみられる2人が殴るような仕草で追い払ったのだ。その他にもイラン側はスタンドから物が投げつけられるなど一触触発の状態だったと訴えた。

 一方の韓国側はイランのカルロス・ケイロス監督が試合後に韓国ベンチに近づき、ガッツポーズをするなど挑発行為を行ったと主張。ケイロス監督は相手が先に挑発したと応戦するなど、試合前から泥仕合の様相を呈していたが、完全に収拾がつかなくなってしまった。

 韓国メディアもイラン戦に注目。『スポーツソウル』は「アジアのライバルに浮上したイランとはプライドをかけた勝負になる」と報道。両チームの対戦成績などを振り返り、重要な対戦になることを強調している。 


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