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清武→酒井宏から追加点、残留に望みつなぐ7戦ぶり白星

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[4.15 ブンデスリーガ第30節 ハノーファー2-0ボルシアMG]

 ブンデスリーガは15日、第30節1日目を行い、MF清武弘嗣、MF山口蛍、DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでボルシアMGと対戦し、2-0で勝利した。清武はトップ下、酒井は右サイドバックでフル出場。2人の関係から追加点を演出した。山口は負傷欠場している。

 今節、ハノーファーが負けて、15位アウクスブルクが引き分け以上なら4試合を残してハノーファーの2部降格が決まる一戦。ハノーファーが7試合ぶりの白星を挙げ、崖っ縁で踏みとどまった。

 0-0で折り返した後半4分に先制点。19歳のMFノア・ジョエル・サレンレン・バゼーが長い距離のドリブルで右サイドを駆け上がり、ゴール前に折り返したボールをMFバルデマール・アントンが右足で蹴り込んだ。

 さらに後半15分、中央の清武が右サイドのスペースへスルーパス。オーバーラップしてきた酒井のクロスボールはDFに当たったが、こぼれ球をMFケナン・カラマンが左足で狙うと、右ポストに当たった跳ね返りをFWアルトゥル・ソビエフが右足で押し込んだ。 

 前節のヘルタ・ベルリン戦(2-2)で連敗を5で止め、この日が2月27日のシュツットガルト戦(2-1)以来、7試合ぶりの白星。無失点は昨年11月28日のインゴルシュタット戦(4-0)以来、実に16試合ぶりとなった。6勝3分21敗の勝ち点21に伸ばし、1部残留に望みをつないだハノーファーだが、依然厳しい戦いは続く。

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