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齋藤学がキレッキレ! 喜田&カイケが初ゴール! 横浜FMが磐田に5発完勝

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[4.16 J1第1ステージ第7節 磐田1-5横浜FM ヤマハ]

 ジュビロ磐田横浜F・マリノスの対戦は、5-1で横浜FMが快勝した。横浜FMは2試合ぶりの勝利。磐田は2月27日の第1節名古屋戦(0-1)以来、6試合ぶりの敗戦となった。

 試合は開始3分に動く。ショートコーナーからMF中村俊輔が上げたクロスをFWカイケがヘディングシュート。GKカミンスキーが弾いたボールをDFファビオが左足で押し込み、横浜FMが先制点。さらに同11分、右サイドで獲得したFKをキッカーの中村がゴール前に入れると、カイケが頭で合わせる。これもGKカミンスキーに弾かれたが、こぼれ球に詰めていたDF中澤佑二が右足で強引に押し込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドとなった磐田は前半22分、右サイドからDF櫻内渚が上げたクロスをMFアダイウトンが右足で合わせ、1-2。アダイウトンの今季リーグ戦初ゴールで1点を返すと、流れを引き寄せて勢いよく攻め込む。しかし、いい流れの時間帯で追いつくことができずにいると、横浜FMに追加点を許してしまう。

 横浜FMは前半38分、負傷で出場が危ぶまれたMF齋藤学の切れ味鋭いドリブル突破から相手DFの裏にボールを送る。これをPA内右からMFマルティノスが中央に折り返し、カイケが右足で難なくゴール左隅に流し込み、3-1。カイケの加入初ゴールで再び2点差とすると、同41分には中村の絶妙スルーパスでタイミングよく抜け出した齋藤学が、GKカミンスキーの頭上を越すふわっとしたループシュートを決めた。

 後半は横浜FMがボールをキープする時間帯が長く、主導権を握る。均衡した状況が続いていたが後半32分に、GKカミンスキーが蹴り出したボールを敵陣中央で受けたMF喜田拓也が思い切りよく右足を振り抜く。無回転となったシュートがGKの前で変化し、GKカミンスキーも弾き出すことができず、5-1とリードを広げる。喜田はJ3リーグでの得点はあったが、J1リーグでは初ゴールとなった。

 一矢報いたい磐田は後半41分、MF小林祐希が強烈な左足シュートを放つもわずかに枠を捉えきれない。直後の同42分には小林がこの日2枚目の警告を受けて退場。10人では横浜FMの攻撃を耐えるのが精いっぱいで1-5のまま、開幕戦以来の敗戦を喫した。

●[J1]第1ステージ第7節2日目 スコア速報

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