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長谷部フランクは3連敗…5年ぶり2部降格が現実味

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[4.16 ブンデスリーガ第30節 レバークーゼン3-0フランクフルト]

 ブンデスリーガは16日、第30節2日目を行い、MF長谷部誠の所属する17位フランクフルトは敵地で4位レバークーゼンと対戦し、0-3で敗れた。長谷部はボランチでフル出場したが、チームは後半の3失点で3連敗。5シーズンぶりの2部降格が現実味を帯びてきた。

 スコアレスで折り返した後半22分、ホームのレバークーゼンをアクシデントが襲う。エースのFWハビエル・エルナンデスが左膝を負傷。ピッチに倒れ込むと、プレー続行不可能となり、そのまま担架で運び出された。

 ところが後半25分、チチャリートに代わってMFケビン・カンプルがピッチに入ると、そのファーストプレーだった。MFチャルレス・アランギスの左FKがクリアされたセカンドボールをカンプルが右足ダイレクトボレー。PA外から放ったミドルシュートがゴール左隅に突き刺さり、カンプルのファーストタッチが先制点になった。

 後半31分、左サイドのスペースに飛び出したMFカリム・ベララビの折り返しをMFユリアン・ブラントが右足で蹴り込み、2-0とリードを広げたレバークーゼン。同45分にはベララビの右足ミドルが決まり、3-0とダメを押した。

 5試合連続の完封勝利で5連勝を飾ったレバークーゼンは3位に浮上。一方のフランクフルトは3試合連続の無得点で3連敗となった。今節は残留を争う16位ブレーメン、15位アウクスブルク、14位ホッフェンハイム、13位ダルムシュタットがそろって勝利。この結果、残り4試合で2部との入れ替え戦に回る16位ブレーメンとの勝ち点差は「4」、残留圏となる15位に転落したシュツットガルトとの勝ち点差は「6」にまで縮まった。

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