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エイバル、逆転勝利で2か月ぶり白星!! 乾は2試合ぶり先発出場

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[4.15 リーガ・エスパニョーラ第33節 エイバル 2-1 ソシエダ]

 リーガ・エスパニョーラ第33節2日目が15日行われ、MF乾貴士の所属するエイバルソシエダをホームに迎え、2-1の逆転勝利を収めて9試合ぶりに白星を獲得した。2試合ぶりに先発出場を果たした乾は、後半23分までプレーしたが得点に絡むことはできなかった。

 ここ8試合未勝利(2分6敗)と苦しい状況が続くエイバルは、前半7分にMFダビド・スルトゥサに鮮やかなミドルを叩き込まれ、いきなり先制を許してしまう。さらに同26分にはソシエダにカウンターを受け、ロングボール一発でFWカルロス・ベラに完全に抜け出されるが、乾が必死に守備に戻って自由を与えずに辛うじて追加点を許さなかった。

 すると前半30分には左サイドで得たFKを乾が蹴り出すと、DFホン・アンソテギがヘッドで合わせるもボールはGKヘロニモ・ルジの手中に収まった。しかし同32分、右サイドのMFアンデル・カパが送ったクロスをFWセルジ・エンリクがヘディングを叩き込み、エイバルが試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、後半13分にエイバルが勝ち越しゴールを奪取する。スルトゥサの不用意なバックパスを奪ったS・エンリクがゴール前にボールを送ると、ルジが弾いたボールに反応したMFゴンサロ・エスカランテがヘッドで押し込んで、スコアを2-1とした。すると同23分には乾に代えてDFダビド・ジュンカがピッチに送り込まれる。

 その後エイバルに追加点こそ生まれなかったものの、ソシエダの反撃をしのいで2-1の逆転勝利。エイバルの勝利は2月14日に行われた第24節レバンテ戦以来、約2か月ぶりとなった。


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