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[関東]筑波大が野口弾で先制も、専修大がルーキーMF氣田のデビュー戦ゴールで追いつく

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[4.17 関東大学リーグ1部第3節 専修大1-1筑波大 味フィ西]

 第90回関東大学リーグ1部の第3節2日目が17日に各地で行われた。味の素フィールド西が丘で行われた第1試合では、筑波大が後半2分にMF野口航(3年=大津高)のゴールで先制するも、後半39分に専修大がルーキーMF氣田亮真(1年=千葉U-18)の得点で追いついた。1-1の引き分けに終わっている。

 互いに4-2-3-1システムを採用。筑波大はFW中野誠也(3年=磐田U-18)が1トップを務め、中盤ではMF鈴木徳真(2年=前橋育英高)とMF吉田直矢(4年=川崎F U-18)がダブルボランチを務めた。

 対する専修大はFW中山歩(2年=西武台高)が1トップ。2列目には右からMF野田卓宏(4年=大津高)、MF中村駿介(4年=浦和ユース)、氣田が並んだ。今節に追加登録されたばかりの氣田は大学デビュー戦となった。

 立ち上がりから積極的にミドルシュートを狙う専修大。前半6分にはPA手前右から野田が右足ミドルを放つもクロスバー上へ外れる。すると直後の8分に筑波大が決定機を迎えた。MF戸嶋祥郎(3年=市立浦和高)のパスに反応した中野が右サイドへ抜け出す。相手の裏を取り、PA右からニアサイドを狙って右足シュート。これは惜しくもポスト右を叩いた。

 その後は激しい風雨の影響で互いにミスが続き、思うようなプレーができない。突風によりボールが流されるシーンも目立った。そんななか筑波大は戸嶋との連携から中野が裏への飛び出しでチャンスを作るも、シュートで終われずに時間が過ぎる。

 専修大はルーキー氣田が奮闘。前半20分にはDF小口大貴(4年=川崎F U-18)のパスを受けた氣田がDFをかわし、切り返しからシュートを打つもGKがキャッチ。同36分にはDF2枚の間を割って、PA内へ入るもシュートは打てず。0-0で前半を折り返した。

 すると後半開始直後の2分に試合は動く。MF西澤健太(2年=清水ユース)の右クロスからゴール前混戦。中野ら味方がニアへ走り込むなか、最後は詰めていた野口が右足シュートを決めた。混戦でのこぼれを拾っての得点。記録上でアシストはつかなかったものの中野は「自分がゴール前で足で触りました!」と“アシスト”をアピール。

 2戦連続弾を決めた野口は「前の試合も右クロスから決めていたので、今日も来るかなと仲間を信じて走りこんでいたので。いい感じにこぼれてきて、押し込むことができて良かったです。前の選手がつぶれて、味方かDFに当たったボールがこぼれてきて、“もらった”と思いました」と微笑んだ。

 1点を奪われた専修大は、ハーフタイムに10番の中村に代わって投入されたFW佐藤遵樹(4年=千葉U-18)が同点弾を目指して奮闘。幾度も右サイドから敵陣へ切れ込み、チャンスをつくったが決めきれない。後半15分には右CKからゴール正面の佐藤がヘディングシュートも枠外。同20分には右サイドから佐藤が仕掛け、最後は途中出場のFW下田悠哉(2年=三菱養和SCユース)が頭で逸らすも枠を外れた。

 それでも佐藤を起点とした右サイドからの攻撃は後半39分に実を結ぶ。DF飯田貴敬(4年=野洲高)がドリブルで上がり、右サイド裏へパス。反応した佐藤がファーサイドへクロスを入れる。受けた氣田がGKを前にDFを背負いながらも、右足で決めた。先発に抜擢された大学リーグ初出場のルーキーが仕事を果たした。

 勢いそのままに逆転したい専修大だったが、後半アディショナルタイム1分にはハーフライン付近で相手を倒したDF越水旋太(2年=清水桜が丘高)が2枚目の警告を受けて退場。数的不利になると最後のセットプレーのチャンスも活かすことはできず。1-1で試合は終了。勝ち点1を分け合った。

 試合後、先制点を決めた筑波大の野口は「勝ちきれないのがチームとしての甘さ」と険しい表情。追いついた専修大の氣田も「勝ち点1を取れたのは良かったですが、勝ち点3を取らないと。勝てないと意味がない」と話すなど、互いに悔しさの募る一戦となった。

(取材・文 片岡涼)
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