beacon

2度PK失敗の宇佐美、しゃがみ込み動けず…G大阪は新スタが鬼門に

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.19 ACLグループG第5節 G大阪1-2水原三星 吹田S]

 狂った歯車は最後まで噛み合うことはなかった。勝利しかない状況だったガンバ大阪はホームで水原三星(韓国)に1-2で敗戦。3連敗でグループ最下位が確定し、最終節を待たずにGL敗退が決まってしまった。

 エースのパフォーマンスがチームの現状を示していた。前半37分、G大阪はDF丹羽大輝が倒されてPKを獲得。しかしFW宇佐美貴史が蹴ったPKはGKノ・ドンゴンに止められてしまう。幸運にも蹴り直しとなるが、逆に蹴ったPKを完璧に止められた。

 後半も決定機を外すなど、背番号39は輝きを失ったまま。試合終了のホイッスルが鳴ると、宇佐美は頭を抱えてしゃがみ込み、しばらく動くことが出来なかった。

 毎年スロースターターの印象があるG大阪。昨年のACLでも連敗スタートだった。ただその後はしっかり勝ち点を積み上げ、最後は3連勝で首位通過を決めていた。今季は2分スタートも未勝利で大会を去ることになったG大阪。新スタジアムとなった吹田スタジアムで公式戦4連敗となったところも気になるところ。「多くのサポーターが応援してくれました。予選で終わってしまったのは申し訳ない。本当に悔しいACLになった」と話したのは長谷川健太監督。トンネルの出口が見えない。


●ACL2016特設ページ

TOP