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浦和を警戒するシドニーFC監督 「見たことのないシステムで戦ってくる」

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第5節が20日に行われ、グループHで首位に立つシドニーFCは、浦和レッズと対戦する。シドニーFCのグラハム・アーノルド監督は、試合の前日会見で浦和への警戒心を口にした。

 19日に行われた浦項スティーラーズ対広州恒大の結果を受け、浦和戦の前にシドニーFCの決勝トーナメント進出が決まった。勝ち点9でグループHの首位に立っているシドニーFCは、10日に国内リーグ最終戦を終えてから公式戦を行っていない。アーノルド監督は、コンディション面ではシドニーが優位にあるという見解を述べている。

「メンタル的にフレッシュな状態にある。2つの大会を同時に戦うスケジュールは忙しく、多くの疲労が蓄積した」

 そして、勝ち点2差でグループ2位の浦和の戦い方に警戒心を示した。

「浦和はとてもよく動くチームだ。ほとんどのオーストラリア人が見たことのないシステムで戦ってくる」

「私にとって、彼らは日本で一番大きなクラブだ。非常に良いチームであり、ペトロヴィッチ監督という素晴らしい監督が率いている。日本のエリートクラブを相手に自分たちの力をテストできる非常に良い機会だと感じているよ」

 第1節の対戦では、シドニーは浦和に0-2で敗れている。それでも、その後はホームでの2勝を含む3連勝でグループHの首位に立った。会見後にシドニーFCにとって、史上初となるグループステージ突破が決まったが、勝利を求める気持ちは変わらなさそうだ。

「明日の試合に勝つことができれば、(グループステージ突破の)歴史をつくるだけではなく、グループの首位通過を決めることもできる。このグループの首位になることは、私たちにとって重要な意味がある。決勝トーナメント1回戦でグループGの2位と対戦することになるからね」

「私にとっては、選手たちにどう働きかけて、彼らのホームで勝利を求める気持ちを高められるかの挑戦だ」

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