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柏 奇跡的V字回復、2位鹿島撃破で公式戦5連勝!!「このまま勝ち続けたい」

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[4.24 J1第1ステージ第8節 鹿島0-2柏 カシマ]

 柏レイソルが敵地で鹿島アントラーズを2-0で下した。柏はリーグ3連勝。公式戦の連勝は5に伸びた。一方鹿島のリーグ戦の連勝は2でストップ。3月12日の仙台戦以来、今季2敗目。ホームでは初黒星となった。

 3月の不調がウソのような奇跡的なV字回復だ。柏は開幕3戦を1分2敗で終えると、早々とミルトン・メンデス監督が辞任。下平隆宏新監督の就任を発表した。その後も4月2日のJ1第1S第5節の鳥栖戦まで未勝利が続き、今季初勝利は4月6日のナビスコ杯横浜FM戦だった。

 しかしそこからだった。10日のFC東京戦を1-0で制してリーグ初勝利を挙げると、続く敵地G大阪戦も勝利。ナビスコ杯の川崎F戦にも競り勝ち、連勝街道に乗った。

 そして迎えたリーグ2位の鹿島戦。2位と好スタートを決めた相手でも完全に勢いで上回ったのだ。先制は前半アディショナルタイム、右サイドでボールを受けたスピードスターのMF伊東純也がドリブルを開始。DF山本脩斗をかわすと、DF昌子源のスライディングをかわしてシュート。前半のうちにリードを奪うことに成功した。

 追加点も完璧な崩しから生まれる。後半18分、右サイドでボールを持ったMF中川寛斗が縦パスを入れると、走り込んだ伊東がマイナスクロス。中でMF武富孝介が右足で合わせて、ゴールネットを揺らした。

 1ゴール1アシストの伊東。甲府から移籍後、柏では初ゴールになった。「今日こそは決めたいと思っていた」とニヤリとした23歳は、「このまま勝ち続けたい」と力を込めた。

 対する鹿島は4月初黒星を喫した。リーグ戦では3戦3勝だった得意のホームで完敗。日本代表FW金崎夢生を出場停止で欠く布陣で、代わって出場となったFW赤崎秀平も不発に終わり、順位も3位に後退した。


●[J1]第1ステージ第8節 スコア速報

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