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レスター、バーディ不在で奮起! 代役ウジョア2発などで4-0完封勝利、優勝へさらに前進

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[4.24 プレミアリーグ第36節 レスター・シティ4-0スウォンジー]

 プレミアリーグは24日、第36節を行った。キング・パワー・スタジアムではレスター・シティスウォンジーが対戦。レスターはエース不在が心配されたが、4-0で完封勝利をおさめ、タイトル獲得に前進した。先発出場の岡崎は後半28分までプレーしている。

 レスターは今季22ゴールを決めている絶対的エースのFWジェイミー・バーディが前節ウエスト・ハム戦での退場によりこの試合は出場停止。さらに主審への暴言で追加処分が科せられることが決まっており、次節も出場停止の可能性が高い。バーディの代役としてはFWレオナルド・ウジョアが入り、MFジェフ・シュルップが第12節以来の先発となった。

 レスターは前線からプレッシャーをかけると前半10分に相手のパスミスを誘発。DFアシュリー・ウィリアムズのパスがMFリヤド・マフレズに当たって、マフレズがそのまま左足でゴール右隅に流し込み、早々に先制に成功した。これで楽になったレスターは同30分、左サイドで得たFKからMFダニー・ドリンクウォーターが入れたボールをウジョアがヘッドで押し込み、2-0。ウジョアがクラウディオ・ラニエリ監督の起用に応えた。

 2点ビハインドのスウォンジーはセットプレーから反撃に出る。前半33分、MFギルフィ・シグルドソンのFKをDFフェデリコ・フェルナンデスがヘッドで合わせるもわずかにゴール上。同42分には距離はあったがシグルドソンがFKから直接狙ったボールがゴール前の密集地を抜けてゴールに向かうもGKカスパー・シュマイケルの横っ飛びセーブに阻まれた。

 後半は均衡した状況が続いたが、同15分に左サイドを持ち味のスピードで抜け出したシュルップがPA内左から折り返したボールは相手DFに引っかかったが、こぼれ球を再び中央に入れ、ゴール前に走り込んだウジョアが滑り込みながら右足で押し込み、3-0。同23分には相手のクリアボールがPA内の岡崎の足もとに入り、そのまま右足シュートを放ったが、ゴール上に外れた。

 岡崎は後半28分にMFデマライ・グレイと交代でピッチを後にした。攻撃の手を緩めないレスターは同40分に途中出場のMFマーク・オルブライトンがダメ押しゴール。試合は4-0でレスターが勝利し、9試合負けなし(7勝2分)で勝ち点を76に伸ばして明日25日に試合を行う2位トッテナムにプレッシャーをかけた。なお、今季のプレミアリーグは残り3試合となっている。

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