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途中出場トッティが劇弾演出!ローマが2位ナポリを下しユベントスの5連覇が決定

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[4.25 セリエA第35節 ローマ1-0ナポリ]

 セリエAは25日、第35節を行い、2位ナポリが敵地で3位ローマと対戦し、0-1で敗れた。この結果、ユベントスの5連覇が決定した。

 ナポリが引き分け以下に終われば、その時点でユーベの優勝が決まる注目の上位対決。勝って逆転優勝にわずかな望みをつなげたいナポリだったが、後半28分、FWホセ・カジェホンの右クロスに合わせたFWゴンサロ・イグアインのシュートはGKの好セーブに遭うなど、ローマの堅い守りを最後までこじ開けられなかった。

 一方のローマは後半36分、FWステファン・エル・シャーラウィを下げ、途中出場で2戦連発中のFWフランチェスコ・トッティを投入。ルチアーノ・スパレッティ監督との確執から今夏の去就が注目されているローマの象徴は、本拠地スタディオ・オリンピコの観衆からスタンディングオベーションで迎えられた。

 すると後半44分、トッティが絶妙な浮き球のパスをゴール前に入れ、MFミラレム・ピャニッチ、DFマイコン、MFモハメド・サラーと細かくつないで最後はMFラジャ・ナインゴランがPA手前から右足ミドルをゴール右隅に流し込んだ。トッティが起点となって奪った劇的な決勝点。2連勝で勝ち点を71に伸ばした3位ローマは2位ナポリとの勝ち点差を「2」に縮めている。

 前日24日のフィオレンティーナ戦に2-1で勝って9連勝を飾ったユベントス。27勝4分4敗の勝ち点85に伸ばし、優勝に王手をかけていたが、2位ナポリの敗戦により、3試合を残して5連覇が確定した。

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