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[プレミアリーグWEST]プレミアで初の神戸ダービー、神戸U-18が3発逆転勝ち!

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[4.24 高円宮杯プレミアリーグWEST第3節 神戸U-18 3-1 神戸弘陵高 いぶきの森球技場]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWESTは24日、第3節を行った。神戸市のいぶきの森球技場ではヴィッセル神戸U-18(兵庫)と神戸弘陵高(兵庫)の「神戸ダービー」がプレミアリーグで初実現。神戸U-18が3-1で逆転勝ちした。

 神戸弘陵のFW村山健が「ヴィッセルは中学時代を過ごした古巣なので、絶対に勝ちたかったです」と語るなどそれぞれが思いを持って臨んだ神戸ダービー。先制したのは開幕戦で名古屋U18を3-0で撃破するなどプレミアリーグ初参戦で健闘を続けている神戸弘陵だった。前半22分、FW住田翔からのパスを受けた2年生MF竹村史明が右足でゴールを破る。

 だが神戸U-18は前半35分、右CKからDF堂鼻起暉がヘディングシュート。こぼれ球をDF本山遥が押し込んで1-1として前半を折り返した。神戸U-18は後半だけで大量のシュート15本。4分にFW向井章人のラストパスから10番MF安井拓也が勝ち越しゴールを決めると、14分には安井の右CKから堂鼻が頭で決めて3-1と突き放す。野田知監督が「前半は中盤と前線に距離が生まれてしまったため、FWにボールが入ってもサポートに恵まれず、シュートまで持ち込めませんでした。後半はサポートの距離を改善できたことが得点につながったと思います」と振り返ったように、後半修正に成功した神戸U-18が3-1で勝利した。

 競り負けた神戸弘陵の谷純一監督は「小中学校時代、ヴィッセルに敗れた選手が多い中で、今回同じ土俵に上がってひるまずに戦うことはできましたが、勝負事なので勝てないと意味がありません」と指摘。村山も「マークをはっきりとできずに失点したり、甘さを突かれてしまいました。チャンスもあったので、もっと決められるようになりたいです」と敗戦を糧に成長することを誓っていた。

 一方、神戸U-18は3試合目で今季初白星。主将のMF野田樹は「連敗で自信を失いかけていたのですが、勝点3を獲得すれば勢いに乗ると思ってこの試合に挑んだので、この1勝はとても大きいです」。優勝候補の一角、神戸U-18。この勝利を弾みに上位、優勝争いに絡んでいく。

[写真]神戸U-18の向井は勝ち越しゴールをアシストした
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