[4.23 高円宮杯プレミアリーグEAST第3節 新潟U-18 2-1 横浜FMユース アルビレッジ]

　昇格組対決は新潟U-18が制す!23日に開催された高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEAST第3節でともに今季プレミアリーグに昇格したアルビレックス新潟U-18(新潟)と横浜F・マリノスユース(神奈川)が激突。ホームの新潟が2-1で勝ち、プレミアリーグ初白星を挙げた。

　新潟U-18は前半2分に電光石火とも言える先制点を奪った。MF本間至恩がドリブルで持ち上がり、ラストパス。これをDF丸山壮大が決めてリードを奪う。「絶対に決めてやるという気持ちでシュートを打ちました。決めることができて、うれしかったです」という丸山のゴールで先制した新潟はその後、前半だけで横浜FMユースに8本のシュートを打たれながらも、無失点で乗り切って見せる。

　すると後半開始直後、再び新潟に訪れた歓喜の瞬間。MF中野優也の折り返しから、「前半に1本外していたので、後半は決めてやろうと思っていました」というFW堀航輝が2試合ゴールとなる一撃を決めて2-0と突き放した。

　相手のシュート5本に対し、3倍以上となるシュートを放ちながらも1点が遠かった横浜FM。後半アディショナルタイムにDF常本佳吾主将が2戦連発となるミドルシュートを叩き込んで1点を奪い返す。だが、反撃はこの1点のみに終わり、試合終了。新潟が勝ち点3を獲得した。

　勝った新潟の入江徹監督は内容では相手が上回っていたことを認め、「もう少し自分たちが主導権を握って、ボールを動かし、相手の隙を突けるようになっていけたらと思います」とより主導権を握ることができるようになることを求めた。一方、開幕3戦未勝利となった横浜FMの松橋力蔵監督は「ボールが動いていいところにも入るし、チャンスにもなりそうな場面もありましたが、決め切るとか、最後のいいパスを出せる選手がいない。そこをどう打破していくかが課題です」と語り、リーグ戦を通して修正、向上させていく考えを口にしていた。

[写真]新潟U-18のFW堀は決勝ゴールを決めた

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