beacon

9戦複数失点なしで守備に手応えも…大宮DF菊地「この先、勝ち点3を取ることは難しくなる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.30 J1第1S第9節 大宮0-0鹿島 NACK]

 鹿島アントラーズを相手にゼロに抑えたことで大宮アルディージャのDF菊地光将は守備面で手応えを感じている。しかし、それだけでは今後は勝ち点を得ることは難しくなると主将は説く。

 大宮は3月23日のナビスコ杯・名古屋戦からこの試合を含めて公式戦9試合負けなし(4勝5分)とした。さらに複数失点もない。この試合は鹿島の多彩な攻撃に苦しめられたが、無失点で終えることができた。菊地も「90分タフなゲームだったが、しっかり声を掛け合っていたし、チームみんなでしっかり体を張ってゼロに抑えた」と手応えを感じている。

 それでもホームでは約1か月勝利はない。「これを続けていかないといけない」と守備の面では継続を強調した菊地だが、「それだけではなく、(守備陣も)攻撃に行かないとこの先勝ち点3を取ることは難しくなる」と後方からの攻撃参加が必要だと話す。

 ゴールデンウィーク初戦は引き分けに終わったが、ここから過密日程が続く。J2からの昇格組と言えど上位を目指していくためにはここをしっかり勝っていかないといけない。「勝ち点3を取りたかったですけど、失点をしなかったことは次につながる。この結果をいかすというか、1試合1試合をみんなで戦っていっていい結果を得られればいい」とキャプテンとして今後を見据えた。

(取材・文 清水祐一)
●[J1]第1ステージ第9節2日目 スコア速報

TOP