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バイエルン、4連覇へ思わぬ足踏み…連勝ストップでCLに不安残す

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[4.30 ブンデスリーガ第32節 バイエルン1-1ボルシアMG]

 ブンデスリーガは30日、第32節2日目を行い、首位のバイエルンはホームでボルシアMGと対戦し、1-1で引き分けた。連勝は6でストップし、今節での優勝決定はならず。ブンデスリーガ史上初の4連覇へ、ホームで思わぬ足踏みとなった。

 勝てば自力で4連覇が決まるバイエルンは幸先よく先制点を奪った。MFヨシュア・キミッヒの右CKからファーサイドのFWトーマス・ミュラーがヘディングシュート。ゴール前で角度を変えようとしたDFザーダール・タスキはボールに触れることができなかったが、この動きが相手GKを惑わし、そのままゴールネットに吸い込まれた。

 開始早々のゴールで試合を優位に運ぶバイエルンだったが、後半に入ると徐々にボルシアMGの反撃を受けた。すると後半27分、ボルシアMGはMFラース・シュティンドルのスルーパスに抜け出したFWアンドレ・ハーンが右足でニアサイドを破り、1-1の同点に追いついた。

 2位ドルトムントが勝ったため、この日優勝を決めるには勝つしかなかったバイエルンだが、最後まで勝ち越しゴールを奪うことができず、試合は1-1のままタイムアップ。4連覇決定は次節7日のインゴルシュタット戦までお預けとなった。ただ、その前には3日の欧州CL準決勝第2戦アトレティコ・マドリー戦も控えている。0-1で敗れた敵地での第1戦からこの日は先発8人を入れ替えて臨んだとはいえ、逆転でのファイナル進出を目指す重要な一戦に向け、不安を残す結果となった。

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