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長谷部の3年ぶりゴールが逆転の口火!フランクフルトは2連勝で暫定16位に浮上

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[4.30 ブンデスリーガ第32節 ダルムシュタット1-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは30日、第32節2日目を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトは敵地でダルムシュタットと対戦し、2-1で勝った。ダブルボランチの一角でフル出場した長谷部は0-1の後半11分に今季初ゴールとなる同点弾。チームの逆転勝利に貢献した。

 自動降格圏の17位に低迷し、降格危機に直面しているフランクフルト。前節・マインツ戦に2-1で逆転勝ちし、4試合ぶりの勝利を挙げたが、この日も前半12分に先制を許す苦しい展開となった。

 それでも前半20分のPKのピンチにはFWサンドロ・ワーグナーのキックをGKルーカス・フラデツキーが体を張ってセーブ。すると、1点ビハインドで折り返した後半11分、MFサボルチ・フスティの右CKからセカンドボールをPA手前の長谷部が右足ダイレクトボレー。これが相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 フランクフルト加入2年目で移籍後初ゴールの長谷部。ボルフスブルク時代の13年5月5日に行われたハンブルガー戦以来、3年ぶりとなるブンデスリーガ通算6得点目で1-1の同点に追いつくと、後半38分には右後方からのフスティのFKに途中出場のMFシュテファン・アイグナーが滑り込みながら右足で合わせ、2-1と勝ち越した。

 2試合連続の逆転勝利で2連勝を飾ったフランクフルト。勝ち点を33に伸ばすと、5月2日に試合を控えるブレーメンの勝ち点31を上回り、暫定ながら16位に順位を上げた。

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