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チェルシーがレスターの奇跡の初Vをアシスト!!0-2から追いつきトッテナムとドロー決着

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[5.2 プレミアリーグ第36節 チェルシー2-2トッテナム]

 FW岡崎慎司が所属するレスター・シティの優勝決定!プレミアリーグは2日、第36節の1試合を行い、スタンフォード・ブリッジではチェルシートッテナムによるロンドンダービーが行われた。トッテナムが前半に2点を奪ったが、チェルシーも意地を見せて追いつき、2-2で引き分けた。これにより、レスターの初優勝が決定した。

 首位のレスターは1日のマンチェスター・ユナイテッド戦で勝利すれば自力で優勝を決めることができたが、1-1で引き分けたに終わったため、暫定で勝ち点8差となった。これにより、この試合で2位トッテナムが引き分け以下ならレスターの優勝が決まることとなる。

 トッテナムは前節WBA戦で相手の腹部を殴ったとして、MFデレ・アリが3試合の出場停止。代わりにソン・フンミンが先発した。ライバルチームの優勝を阻みたいチェルシーは前節ボーンマス戦から3選手を変更し、DFガリー・ケーヒルとDFジョン・テリー、MFジョン・オビ・ミケルが先発。MFエデン・アザールはベンチスタートとなった。

 試合は前半35分にトッテナムが先制する。DFエリック・ダイアーの縦パスからMFクリスティアン・エリクセンがダイレクトでつなぎ、MFエリク・ラメラがスルーパス。これに反応したFWハリー・ケインがGKアスミール・ベゴビッチをかわして無人のゴールに流し込み、1-0。さらに同44分、エリクセンのスルーパスをMFソン・フンミンが右足シュートを決め、2-0とした。

 まさかの2失点で前半を終えたチェルシーはアザールを後半開始から投入。流れからなかなかチャンスを作れないでいたが、セットプレーから1点を返す。後半13分、右CKからキッカーのMFウィリアンがアウトスイングのボールを入れると、中央でケーヒルがトラップから左足で押し込み、1-2。同17分にはFWジエゴ・コスタのパスをPA内右でフリーで受けたウィリアンが左足シュートも威力はなく、ボールはGKウーゴ・ロリスの胸におさまった。

 1点を返し、流れを引き寄せたチェルシー。後半38分、アザールがドリブルで攻め上がり、D・コスタとのワンツーから右足を振り抜く。相手のプレスを受けながら放ったシュートはゴール右隅に突き刺さり、同点。試合はそのまま2-2で引き分けに終わり、チェルシーが意地を見せた。これにより、残り2試合でレスターとトッテナムとの勝ち点差は7となり、レスターの初優勝が決定した。

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