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ついにレスターが優勝!!“世紀の番狂わせ”達成!!岡崎は日本人3人目のプレミア制覇

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 プレミアリーグは2日、第36節の1試合を行い、スタンフォード・ブリッジではチェルシートッテナムによるロンドンダービーが行われ、2-2の引き分けに終わった。これにより、FW岡崎慎司が所属するレスター・シティの優勝が決定した。

 首位のレスターは1日のマンチェスター・ユナイテッド戦で勝利すれば自力で優勝を決めることができたが、1-1で引き分けたに終わったため、暫定で勝ち点8差となっていた。2位トッテナムは勝利しなければ、逆転優勝の可能性が消滅してしまう中、前半にFWハリー・ケインとMFソン・フンミンのゴールで2点をリードする。しかし、後半にチェルシーが意地を見せてDFガリー・ケーヒルと途中出場のMFエデン・アザールが決め、2-2の引き分けに終わった。

 これにより、残り2試合でレスターとトッテナムの勝ち点差は7となり、レスターの初優勝が決定した。レスターは昨季、残り9試合の時点で最下位と降格の危機に瀕していたが、重圧のかかる終盤戦で7勝1分1敗と驚異的なラストスパートで奇跡の残留を果たすと、クラウディオ・ラニエリ監督に代わった今季も勢いそのままにプレミアを快走。あと2試合を残してクラブ創設132年でクラブ史上初のプレミア初制覇となった。

 岡崎にとっては、クラブチームでの初のタイトル獲得。2001-02シーズンにアーセナルに所属していたMF稲本潤一(現・札幌)、2012-13シーズンにユナイテッドに所属していたMF香川真司(現・ドルトムント)に続いて、日本人選手3人目のプレミア制覇となった。

 また、レスターは1992年に創立されたプレミアリーグで、ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・シティ、ブラックバーンに続いて6チーム目の優勝クラブとなった。

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