beacon

先発6人変更の大宮がダービー戦に弾み、J1初ゴールの沼田「うれしい気持ちでいっぱい」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.4 J1第1ステージ第10節 福岡1-2大宮 レベスタ]

 J1リーグは4日、第1ステージ第10節を各地で行った。レベルファイブスタジアムではアビスパ福岡大宮アルディージャが対戦し、2-1で大宮が逃げ切った。これで大宮は公式戦10試合負けなし(5勝5分)。一方、前節・FC東京戦(1-0)で今季リーグ戦初勝利を飾った福岡は連勝とはならなかった。

 前節・鹿島戦(1-1)からMF家長昭博の出場停止もあり、6選手を入れ替えた大宮は前半15分、左CKを得るとキッカーはJ1リーグデビューのMF大山啓輔が務める。大山がゴール前に入れたボールをDF河本裕之がヘッドで合わせ、GKイ・ボムヨンが弾いたボールをMF横山知伸が左足で押し込み、先制に成功する。さらに後半3分に左サイドの深い位置でFWネイツ・ペチュニクがDF田村友からボールを奪ってクロス。ニアに走り込んだMF沼田圭悟が左足で叩き込み、2-0とした。

 対する福岡は前線のFWウェリントンにボールを供給するもなかなか決定機を作れず、シュートも枠を捉えることができない。それでもU-23日本代表候補コンビから1点を返す。後半16分、左サイドからMF亀川諒史が丁寧に中央にふわっとしたボールを入れる。これにFWウェリントンが競り、セカンドボールをFW金森健志が右足で強烈ボレーを決め、1-2と点差を縮めた。

 直後にFW平井将生を入れ、勢いを増す福岡。大宮も後半34分に大山の右CKからDF菊地光将が打点の高いヘッドもわずかに左に外れ、突き放すことができず、2-1でタイムアップ。大宮は8日の第11節・浦和戦に弾みをつけた。J1初ゴールが決勝点となった沼田は試合後のインタビューで「チャンスをもらえたので、結果を出してやろうと思っていた。うれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔で語った。

●[J1]第1ステージ第10節 スコア速報

TOP