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皇帝アドリアーノ、復活ならず?2年ぶり公式戦復帰も、わずか1試合で退団報道

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 5失点大敗というほろ苦いデビューに、嫌気が差してしまったのだろうか。約2年ぶりに復帰したかつての皇帝が、わずか1試合で退団するかもしれないという。イタリアメディアが報じている。

 元ブラジル代表FWアドリアーノは1月、アメリカ4部に相当するナショナルプレミアサッカーリーグ(NPSL)のマイアミ・ユナイテッドに加入した。そして1日、マイアミ・フュージョン戦でデビュー。約2年ぶりに公式戦のピッチに立っている。

 だが、試合は0-5でマイアミ・ユナイテッドが大敗。アドリアーノはこの結果に憤慨したという。さらに、手続きの問題で同朋のブラジル人選手たちを登録できなかったことでクラブの幹部たちと揉めたそうだ。

 アドリアーノは2日、ブラジルへと戻ってしまった。親しい友人の話としてブラジルメディアが報じたところによると、アドリアーノがこのままマイアミに戻らない可能性もあるという。

 選手の代理人は、恋人のビザ発給に関する問題でブラジルに戻っただけであり、予定していたことだと強調。14日に予定されているラスベガス・シティとの親善試合には出場すると述べた。

 同じく元ブラジル代表のFWロナウジーニョが“スポット参戦”する14日の試合については、アドリアーノに出場が義務づけられているようだ。フィジカルの問題以外で欠場した場合は、アドリアーノが大金を支払わなければいけない契約になっているという。

 だが、そのラスベガス・シティ戦後もアドリアーノがマイアミ・ユナイテッドに残るかどうかは不明のようだ。34歳となった皇帝は、わずか1試合でプレーする場を失うことになるのだろうか。
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