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原口ヘルタ、悪夢の4連敗で来季CLは事実上消滅…マインツ、シャルケとともにELへ

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[5.7 ブンデスリーガ第33節 ヘルタ・ベルリン1-2ダルムシュタット]

 ブンデスリーガは7日、第33節を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでダルムシュタットと対戦し、1-2で敗れた。原口は右サイドハーフで先発し、1-1の後半28分に交代。チームはその後決勝点を許し、痛恨の逆転負けを喫した。

 来季の欧州CL出場権争いも事実上、“終戦”した。一時は3位につけ、ストレートインでのCL出場も現実的な目標となっていたヘルタだったが、ここに来て泥沼の4連敗。6試合勝ちなし(1分5敗)となり、6位にまで後退した。

 代わって5位に上がったのはFW武藤嘉紀所属のマインツ。この日、シュツットガルトを3-1で下し、5試合ぶりの勝利を挙げると、勝ち点を49に伸ばし、ヘルタ、さらにはDF内田篤人所属のシャルケとも並んだ。得失点差で5位マインツ(得失点差+4)、6位ヘルタ(同±0)、7位シャルケ(同-1)となったが、いずれも来季のCL出場は絶望的だ。

 来季のCLプレーオフに出場できる4位のボルシアMGはこの日、3位レバークーゼンに2-1で競り勝ち、勝ち点を52に伸ばした。5位以下との勝ち点差は「3」だが、得失点差が「+15」と圧倒的に優位な状況。たとえ14日の最終節で敗れ、マインツ、ヘルタ、シャルケのいずれかに勝ち点で並ばれたとしても、得失点差で逆転される可能性は極めて低い。

 また、8位ボルフスブルクは勝ち点42のため、勝ち点49で並ぶ5位マインツ、6位ヘルタ、7位シャルケが最終節で5~7位の順位を争うことになる。なお、DFBポカール決勝はすでに来季CL出場の決まっているバイエルンとドルトムントで争われるため、リーグ5位が来季ELにストレートインで出場し、6位がELプレーオフ、7位がEL予選3回戦に回る。

■順位表※第33節終了時点
CL1.バイエルン(85)+61
CL2.ドルトムント(77)+48
CL3.レバークーゼン(57)+15
CL4.ボルシアMG(52)+15
EL5.マインツ(49)+4
EL6.ヘルタ・ベルリン(49)0
EL7.シャルケ(49)-1
8.ボルフスブルク(42)-4

第34節
5月14日(土)
マインツ 22:30 ヘルタ・ベルリン
ホッフェンハイム 22:30 シャルケ
ボルフスブルク 22:30 シュツットガルト
アウクスブルク 22:30 ハンブルガーSV
バイエルン 22:30 ハノーファー
ブレーメン 22:30 フランクフルト
ドルトムント 22:30 ケルン
レバークーゼン 22:30 インゴルシュタット
ダルムシュタット 22:30 ボルシアMG

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