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2001年生まれ! ジェノアの15歳FW、セリエA最終節で最年少デビューも?

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 15日に行われるセリエA今季最終節の試合で、新たな歴史が作られるかもしれない。ジェノアに所属する15歳のFWピエトロ・ペッレグリがリーグ史上最年少でのデビューを飾る可能性があるとイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 センターフォワードとしてプレーするペッレグリは、2001年3月17日生まれの15歳。通常であればU-15にあたるジョバニッシミでプレーする年齢だが、1つ上のU-17にあたるアッリエービでプレーしている。だが、その上のプリマベーラでのデビューを経ることなく、一足飛びにトップチームでプレーする可能性があるようだ。

 レーガ・カルチョが13日に発表した公式リリースには、新たに背番号が割り当てられた選手としてペッレグリの名が記されている。背番号「64」を与えられたことは、15日のアタランタ戦に出場するための登録が完了したことを意味している。13日に行われた練習試合ではトップチームに参加してゴールも記録したという。

 ペッレグリがアタランタ戦に出場すれば15歳59日でのセリエAデビューとなり、これまでの最年少記録を7か月以上更新する。現在の記録は1937年にローマのアメデオ・アマデイが記録した15歳280日でのデビュー。15歳でのデビューは過去に5人おり、比較的近年では2002年にFWバレリ・ボジノフが記録している。

 ジェノアがリーグ中位の10位に位置し、最終節に特に目標がないことも抜擢への後押しになるかもしれない。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の決断に注目が集まるところだ。

 将来が有望視されるペッレグリには、やはり各国ビッグクラブが早くも目をつけているようだ。国内ではユベントスやミランやローマ、国外ではアーセナル、ベンフィカ、ボルシア・ドルトムントなどのスカウトが目を光らせていると『ガゼッタ』は伝えている。

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