beacon

レアル、12連勝フィニッシュもバルサに一歩届かず…2得点のC・ロナウドは前半で交代

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.14 リーガ・エスパニョーラ第38節 デポルティボ 0-2 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第38節1日目が14日行われ、デポルティボのホームに乗り込んだレアル・マドリーは、前半に生まれたFWクリスティアーノ・ロナウドの2得点で2-0の完封勝利を収めた。リーガ12連勝を飾ってフィニッシュしたレアルだが、バルセロナに勝ち点1及ばず2位に終わった。

 いきなり試合を動かしたのは首位バルセロナを勝ち点1差で追い、逆転での優勝を狙うレアルだった。前半7分、左サイドを突破したMFガレス・ベイルのマイナスのパスからFWカリム・ベンゼマが狙ったシュートが右サイドに流れると、フリーで待ち構えるC・ロナウドが左足で蹴り込んでスコアを1-0とした。

 さらに後半25分にはMFトニ・クロースが蹴り出したCKをC・ロナウドがヘッドで合わせると、相手選手に当たってコースが変わったボールはゴールマウスに吸い込まれ、レアルがリードを2点差に広げる。積極的にゴールを狙うC・ロナウドは同29分にDFペペから送られたパスで完全に抜け出して右足アウトで狙うもポストを叩き、同34分にはDFマルセロのパスを受けて放った左足の強烈なシュートがクロスバーに弾かれてしまった。

 2-0とレアルがリードしたまま後半を迎えると、2得点のC・ロナウドはMFハメス・ロドリゲスと交代してピッチを後にする。すると、後半はデポルティボに攻め込まれる場面を作られ、後半27分にはCKからDFロベルト・スアレス・ピエールに決定的なヘディングシュートを放たれたが、好反応を見せたGKケイラー・ナバスがストップしてゴールを許さなかった。

 その後、両チームともにゴールを狙ったがスコアは動かずにレアルが2-0の完封勝利を収めた。第26節でアトレティコとのダービーに敗れ、首位バルセロナに勝ち点12差をつけられていたレアルは、その後12連勝を収めて優勝にあと一歩に迫ったものの、勝ち点1差で涙をのむことになった。


●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集

TOP