第63回東海学生サッカー選手権大会の準々決勝が15日に各地で行われた。2回戦から中0日と過密日程での連戦。勝ち抜いた中京大、東海学園大、愛知学院大、常葉大学浜松キャンパスは夏の大学日本一決定戦である総理大臣杯全日本大学トーナメントへ東海地区代表として出場することが決まった。

　中京大は名古屋経済大に3-0の完封勝利。前日の2回戦でも2得点を決めていたMF水野翔太(3年=東邦高)がこの日はハットトリックの活躍。前半17分、同40分、後半27分にゴールネットを揺らし、全国行きに貢献した。

　愛知学院大は四日市大を2-1で下した。後半14分に先制し、後半終了間際のアディショナルタイム1分にはFW知念慶(4年=知念高)が2-0に突き放す。1分後にMF棚橋快斗(2年=浜名高)に1点を返されたものの、2-1で逃げ切った。

　東海学園大は名古屋商科大に先制点を奪われたものの、後半にMF武田拓真(3年=中央学院高)らが3ゴールを挙げての逆転勝利。3-1で4強入りを果たしている。

　常葉大学浜松キャンパスは岐阜経済大を3-0で撃破。前半14分にFW鈴木将馬(2年=青森山田高)のゴールで先制すると、同27、34分にはFW大野耀平(4年=帝京高)が連続得点。後半は互いにゴールは生まれず。3-0で試合を終えた。

　準決勝は21日に行われ、中京大は愛知学院大と対戦。常葉大学浜松キャンパスは東海学園大と激突する。

結果は以下のとおり

中京大学 3-0 名古屋経済大学
[中]水野翔太3(17分、40分、72分)

名古屋商科大学 1-3 東海学園大学
[名]重本大弥(18分)
[東]榎本大輝(58分)、武田拓真(75分)、竜田和哉(89分)

愛知学院大学 2-1 四日市大学
[愛]藤吉武蔵(59分)、知念慶(90+1分)
[四]棚橋快斗(90+2分)

常葉大学浜松キャンパス 3-0 岐阜経済大学
[常]鈴木将馬(14分)、大野耀平2(27分、34分)

[写真]ハットトリックした中京大の水野