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負けないレスター、チェルシーとのプレミア新旧王者対決はドロー決着…岡崎は後半から出場

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[5.15 プレミアリーグ第38節 チェルシー1-1レスター・シティ]

 プレミアリーグは15日、最終節を行った。スタンフォード・ブリッジではFW岡崎慎司の所属するレスター・シティチェルシーによる新旧王者対決が行われ、1-1で引き分けに終わった。ベンチスタートの岡崎は後半開始から途中出場している。

 すでに優勝を決めているレスターはDFロベルト・フートの欠場により、前節エバートン(3-1)に続いてDFマルチン・バシレフスキが先発。MFアンディ・キングとMFデマライ・グレイもスタメンに入った。対するチェルシーは前節リバプール戦(1-1)から2人を代えて、GKティボー・クルトワとDFブラニスラフ・イバノビッチが先発に復帰した。

 前半はレスターの守護神GKカスパー・シュマイケルが活躍する場面が目立った。チェルシーは前半7分、MFネマニャ・マティッチのサイドチェンジをPA内左角あたりでFWペドロ・ロドリゲスが受け、中央に持ち込んで右足シュートもゴール右に外れる。同39分にはMFセスク・ファブレガスのリターンをPA内左で受けたMFウィリアンが右足を振り抜くもGKシュマイケルに弾き出された。

 ほとんどチャンスを作れなかったレスターは後半開始から岡崎とMFジェフ・シュルップを投入。スタートはFWジェイミー・バーディの1トップだったが、岡崎との2トップにシステムを変更した。チェルシーも後半9分にペドロとMFベルトラン・トラオレを下げて、MFルベン・ロフタス・チークとFWタミー・アブラハムをピッチに送り出した。

 レスターは後半15分、シュルップが左サイドから低い弾道のクロスを供給。ニアに勢いよく走り込んだ岡崎が右足ヒールが合わせるもGKクルトワにキャッチされる。すると、同20分にシュルップがPA内でマティッチを倒してしまい、PKを献上。これをキッカーのセスクに落ち着いて決められ、先制点を許してしまう。それでも粘り強く戦うレスターは同37分、MFエンゴロ・カンテの落としをMFダニー・ドリンクウォーターが右足一閃。強烈なミドルがゴール左隅に突き刺さり、試合を振り出しに戻した。

 試合はそのまま1-1でタイムアップ。チェルシーはフース・ヒディンク監督の最終戦を白星で飾ることはできなかった。

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