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[MOM1772]静岡学園DF武内魂(1年)_求めて入った「厳しい環境」で成長中のCB

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[5.14 U-16 Rookie League A group第1節 静岡学園高 6-1 日大藤沢高 時之栖裾野Eグラウンド]

 指揮を執った齊藤興龍コーチも「安定していたし、ゲーム作りに積極的に参加していた」と評価。静岡学園高はCB武内魂が最終ラインで6ゴールを奪っての快勝に貢献した。

「きょうはパスミスが少なくていいところにパスが出せていた」というCBはGKを交えて後方から繋ぐ静岡学園のビルドアップに積極的に参加。182cmの長身を活かしたヘッドに加えてチャレンジするパスでチームの攻撃を活性化した。そして後半には「たまたま自分のところにこぼれてきたのでシュート決めようと思った」とゴールも。攻守に納得の内容で掴んだ白星を喜んだ。

 大阪の千里丘FC出身。中学卒業時には地元の強豪からの誘いもあったというが、「厳しい環境の中で自分のメンタル面とかも鍛えたかった」と静岡の名門への進学を決めた。1学年60人を越える部員で競争は熾烈。思っていたよりも日々のトレーニングも厳しかったと微笑むが、それでも「声とか大きい声でしゃべらない方なんですけど(ゲーム中や挨拶の)声が大きくなったと思います」。メンタル面、取り組む姿勢など変わってきたという実感がある。

 将来の目標はプロ。望んで踏み入れた厳しい環境で力を磨くCBは「課題はロングフィードが多くないので回数をもっと増やしていきたい。ビルドアップとか普通にできて、攻撃参加とかできるCBになりたいです」という姿になって目標への道を切り開く。

(取材・文 吉田太郎)
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