beacon

[MOM1773]矢板中央FW飯島翼(1年)_「遊び心を忘れずに」逆転勝利導く活躍

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.14 U-16 Rookie League A group第1節 前橋育英高 1-6 矢板中央高 時之栖うさぎ島2グラウンド]

 0-1で迎えた後半に6ゴールを奪っての逆転勝ち。矢板中央高の金子文三コーチは流れを変えた存在として、後半からの出場で同点ゴールをアシストしたFW飯島翼の名を挙げた。

「試合に落ち着きがなかったので中盤でつくろうと思って細かいパスを増やしてやっていました」という飯島。前橋育英の鋭いプレッシャーの中でも「遊び心を忘れないでやっています。相手のプレスが速い中で股抜きしたりいなすことを心がけていました」という技巧派アタッカーは持ち味のテクニックを発揮して試合の流れを引き寄せた。

 憧れの存在としてロナウジーニョやネイマールというブラジルの名手たちの名を挙げるFWは「将来は代表入って活躍したい」と語るなど大きな目標を持っている。大勝した翌日の市立船橋高戦でも交代出場したが、ここでは勝利に導くことができず、敗戦。「立ち上がり悪くて自分出て流れ変わったと思ったんですけど、守備から攻撃への切り替え遅くてやられちゃったので切り替えたい」と反省し、課題を改善することを誓っていた。

 2年ぶりのRookie League優勝を目指す矢板中央の中で活躍してトップチームで欠かせない存在になること。「チームが辛い時間帯に自分の力で打開したいというのがあります。(Rookie Leagueでは)チームとしても個人としてもいい結果が出せるように頑張りたい」。全国レベルの強豪同士の戦いの中でアピールし、チャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2016 Rookie League特集ページ 

TOP